思案橋の猫
今日、長崎から戻ってきました。
長崎は猫が多い街です。
そして長崎の猫といえば、尾曲がり猫。
尾曲がり猫の出生率全国1位、尾曲がり率は8割と言われています。
日本に初めてやってきた猫は中国大陸の猫で尾曲がり猫ではありませんでした。
尾曲がり猫が浮世絵などの描かれるようになったのは18世紀終わりの江戸時代です。
まだ鎖国をしていた日本に海外から尾曲がり猫が入ってきた可能性が高く、当時唯一の海外への窓口「出島」のある長崎で、ネズミを捕るためにオランダ船に乗せて連れてこられた尾曲がり猫たちは出島に着いたあとに逃げ出して、長崎の尾曲がり猫のご先祖さまとなったのだろう・・・・そんなふうに考えられています。
異国情緒ある長崎を訪れる観光客に人気のツアーが「長崎さるく」です。
“さるく“とは街をぶらぶら歩くという意味をもつ、長崎の方言です。
「長崎さるく」はさまざまなテーマで市民ガイドが観光客と一緒に街歩きを楽しむコースがあります。
猫好きにはたまらない「猫さるく」は月に1回開催で今月は20日土曜日。
ワクワクで新幹線へ♪
新幹線“さくら”から新鳥栖で特急“かもめ”に乗り継ぎです。
かもめに乗り込んだら指定席車両に外国の方々ばかり・・・
なんだ!ここは?!
勿論、私の横もナイスガイのブルーの瞳の方でした。
・・・
ひたすら話しかけられないよう寝たふりする私。。。
無事、長い~時間が過ぎ長崎到着しました♪
着くや否や長崎観光協会からの着信で、もしやと思いましたが「明日は雨が確定なので猫さるくは中止になりました」と連絡で、今回の旅が始まりました。。
ガーン!!
気を取り直して
まずはホテルでチェックインし、雨の土曜日をどう過ごすかを考え散策する事に。。。
思案橋横丁で出会った猫はネズミ捕りの名人?
名ハンターは、まだあどけないお顔です。
野良猫は生後半年を無事に生き延びられるのは全体の2割に満たないそうです。
かろうじて生き延び、餌を確保しお気に入りの場所を見つけ、恋をして次の世代を残し最後の時を迎えますが、5歳を超えるのはひと握りです。完全室内飼いの猫の寿命は平均10歳で、15歳を超えるのも珍しくありません。いかに野良猫が非常に短命かがわかります。。
思案橋の猫さん頑張って生きてね。
長崎の旅は続くにょだ~♪
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