ツシマヤマネコ
ツシマヤマネコは、対馬だけに生息する野生のネコで、
約10万年以上前に、当時陸続きだった大陸から渡ってきたと考えられています。
日本に住むヤマネコはイリオモテヤマネコとツシマヤマネコの2種類だけです。
どちらも絶滅危惧種に指定されています。
地元対馬の人々の間では、山に住むトラ毛にちなみ「とらやま」「とらげ」と呼ばれていました。
地域によってはツシマヤマネコの餌となる動物が住む水田付近でも見られる事から「田ネコ」「里ネコ」とも呼ばれていました。
かつて島内全域に250〜300頭生息していたと考えられていましたが、人間が暮らしやすい環境を求めた結果、現在では80〜110頭に減ってしまいました。
対馬で生まれ育った人でも野生のツシマヤマネコを見たことのある人は多くはなく、
対馬野生生物保護センターでは「地域の人にヤマネコの可愛らしさ、美しさをみてもらいたい」と世界で初めてのツシマヤマネコの一般公開が2003年から始まったそうです。
福馬くんです♥
体重5.333kg
(我が家の猫より軽い(^^;;)
耳が丸く
後ろには白い斑点の虎耳状斑があります。
胴長短足、シッポは太くて長い。
額の縞模様、体全体に斑点模様があるツシマヤマネコ
野生の風格もあり美しい姿に感動です♪
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